Excelのエラー値の意味
普段からExcelを使われている方でも
「知らなかった!」と言われることの多い、Excelのエラー値について今日はご紹介します。
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Excelのエラー値とは、正しくない関数を入力したときに出る
"#DIV/0"や"#N/A"など#から始まる英数字のことを指します。
よく見てみると、実はこのエラー値に幾つか種類があることがわかると思います。
何故そのエラー値が表示されてしまったのか?
意味にも注目していくと関数を修正するときに非常に役立つので是非覚えてみてください。
#NULL! 読み方:ナル、ヌル NULL intersection |
セル指定の「:(コロン)」や「,(カンマ)」が抜けているとき、 セル範囲に共通部分がないときに表示されます。 |
#NUM! 読み方:ナンバー、ナム An invalid NUMber |
数値が大きすぎる/小さすぎるとき、 数値にカンマ区切りや単位記号を含んで入力されているときに表示されます |
#N/A 読み方:エヌエー、ノー・アサイン Not Available value or No Assign |
参照したセルに適切な値がないとき、 セルに入力した値が無効であるときに表示されます ※特定のセルに有効なデータがない場合、無効な値として代入する使い方もあります。 |
などなど、エラー値は他にも幾つかありますが、
実はエラー値はエラーの原因を短縮させて表示させたもの。
そのまま暗記しようと思うとなかなか難しいですが、
意味も含めて覚えようとすると少しわかりやすいかも知れません。
関数が苦手な方も多いと思いますが、このエラー値を知っておくことと間違えたときに、
どこを修正すれば良いかがわかり、時間の短縮にもつながります。
よく出て来るエラー値だけでもその意味を覚えておくと、
関数への苦手意識も少し和らぐのではないでしょうか。